妊娠中に、結婚式にお呼ばれされたら服装に困ってしまいますね。人気なのは、お腹をしめつけないフォーマルドレス。ただほとんど着る機会がないので、このときのために高いお金を払って買うのもちょっと…、という方にはレンタルドレスがおすすめ。ここではマタニティドレスを選ぶときの注意点や、おしゃれなコーディネートを紹介します。
1.「サイズは大丈夫かな…?」
マタニティ期間中、一番気になるのは「サイズ」です。自分のお腹が一番ふくらんでいるところを測って、それがドレスの「ウエストのサイズ」よりも小さいと、ドレスがすっぽり入るのでOK。反対にドレスのサイズよりも、自分のお腹の方が大きいと、ファスナーが上がらなかったり、スカートが変な形でつり上がってしまうのでNG。フォーマルドレスを着こなすには、まずは自分のお腹のサイズを測ってみましょう。
2.胸まわり・丈の長さもチェック!
妊娠中は忘れがちですが、意外と胸も大きくなっています。そのため、お腹を測るついでに「バスト」も測ってみましょう。一番大きいところを測って、それがドレスの「バストのサイズ」よりも小さいと、きちんと入るので安心です。
また、お腹の大きさに生地をとられてドレスの丈が上がりやすいので、普段より丈が長めのものを選ぶと良いでしょう。
3.「お腹、あまり目立ちたくないな…」
サイズの次によくあるのは「大きくなったお腹が、変に目立っちゃったらいやだな…」という心配。大きなお腹のゲストは結婚式で多くはないので、じろじろ見られたりすると確かにいやですね。
マタニティのお腹の丸さをすっきり見せるのは、やはり「濃い色」のドレス。黒やネイビー、モスグリーンなど、全身が着やせして見えるフォーマルドレスを選ぶと、目立たず、すっきりとした着こなしができます。
▪️濃い色のドレスにはヘアアクセで明るさを
招待状で会場の雰囲気を確認したら、自分がお呼ばれした二次会の会場の雰囲気別にマナーをチェックしていきましょう。
濃い色のマタニティドレスはすっきりと細く見えやすいですが、やや地味になりがち。
そんなときは髪につけるヘアアクセを明るい色にすると、結婚式らしい華やかな雰囲気になります。おすすめなのは、パールを使ったバレッタやコーム。パールアクセはフォーマル感があって、濃い色のドレスにとてもよく映えます。
▪️明るい色でもお腹が目立たないドレス
明るい色のドレスでも、デザインによってはお腹が目立ちづらく、さらに結婚式らしい華やかな雰囲気になるのでおすすめです。
NGなのは、お腹周りに何もないすっきりとシンプルなデザイン。お腹のふくらみが綺麗に出て、強調している印象になります。
OKなのは、フリルやプリーツなどお腹周りに装飾のついたデザイン。シルエットよりもデザインに目が行くので、マタニティのお腹が目立ちづらくなります。
▪️マタニティ中のおすすめの羽織
結婚式では、肩を露出したドレスはマナー的にNGなので、ノースリーブのフォーマルドレスには何か羽織る必要があります。
マタニティ中のふくらんだお腹をすっきり見せるには、ストールがおすすめ。縦長のラインを作って全体を引き締めます。
ただ「ストールは動いたときに、ずれやすそうで心配…」という方は、黒のフォーマルボレロが着やせして見えるので◎。
その場合、肩回りや袖がゆったりしたボレロにすると、妊娠中でバストサイズが変わっても安心です。