秋の結婚式にお呼ばれしたとき、着ていく服装はどんなものがいいの?9月・10月・11月におすすめのパーティードレスや、秋らしいコーディネートをご紹介。気に入ったドレスはそのままレンタルもできます。
秋のドレス選びのコツと服装マナー
結婚式の基本ドレスマナー3つ!
まず、結婚式に参列する上での基本のマナーはバッチリでしょうか?ここでは服装のマナーをわかりやすく簡単に3つに絞ってご紹介します。
色と露出
白色のドレスや白っぽく見えるドレスのカラーは避けるようにしましょう。
「白色」は花嫁さんの特権のカラーです。逆に、全体が暗くなる印象のコーディネートにも気をつけましょう。
ネイビーや黒のドレスは人気のカラーですが、周りがみんなネイビーのドレスでテーブルが暗い印象…となることも多々あるようです。
落ち着いた色ドレスを選ぶ場合は、羽織やバッグ、靴をベージュやシルバーなど明るいもので合わせましょう。
また過度な肌の露出も控えましょう。ノースリーブのドレスにはジャケット、ストール、ボレロなど羽織を。
外や室内では気温も違うので、袖付きのドレスでも温度調節としてストールを一枚持っておくと安心です。
バッグ・アクセサリーのマナー
バッグは普段遣いのバッグでなくパーティー専用のパーティーバッグを選びましょう。
最近ではブランドの紙バッグを持つ方もいらっしゃいますが、基本はNGです。移動用として持ち運ぶ場合は、クロークに預けるようにしましょう。
パーティーバッグは普段のバッグと違い、小ぶりであまり荷物が入らないので必要最低限のものを入れるようにしましょう。入らないものはサブバッグを準備しておくと便利です。
※ 収納力はあまり大きくはない
足元のマナー
パンプスは5cm以上のパンプスが基本です。オープントゥーと言われる、つま先が空いているデザインは控えましょう。
ストッキングはナチュラルなベージュがベストです。秋の結婚式で黒のストッキングを合わせる方もいらっしゃいますが、喪を連想させないために、ラメ入りのものや、ワンポイントデザインのあるものを選びましょう。
防寒用として…といえど透け感のないタイツの着用はNGです。
秋のドレス素材
秋におすすめのドレス素材は「ベロア」「サテン」が代表的です。
イメージとしては軽やかよりも重厚感、しっとりとした素材で見た目にも少し暖かさがあるものがおすすめです。特にサテン生地のドレスは、程よい艶感が上品さをプラスしてくれるので秋にピッタリ。
秋のドレスカラー
秋におすすめのドレスカラーはネイビーはもちろんのこと
赤やワインレッド・ダークグリーン・マスタード・パープル・ブラウンなどこっくりとした色味や、ブルーグレーやモスグリーンなどのスモーキーカラーがおすすめ。
秋特有の温かみのあるドレスを選んで、結婚式に華を添えましょう。
秋のデザイン
また秋らしさを出すにはドレスのデザインにも注目。「袖付きのドレス」は気温が変わりやすい秋も、1枚で着ることができるので安心です。
秋のドレスカラー+「レース素材」のドレスはシックな雰囲気で秋にピッタリ。ハイネックのドレスも少し寒くなった季節には、おすすめのデザインと言えるでしょう。
秋の羽織もの選び
羽織ものもドレスと同じように暖色で合わせると良いでしょう。
例えば、ゴールドやベージュ、黒などがおすすめです。ボレロでファー素材のものもありますが、基本マナーとしてはNGとなります。最近では少しずつマナーも寛容的になっていますが、ホテルや格式の高い場所での披露宴・結婚式は避けたほうが良いでしょう。
親族が出席しない二次会や1.5次会であれば、そこまで気にしなくても良いかもしれません。
ストール
軽やかさやパーティー感を出したいなら、ストールがおすすめです。特にラメ入りのものだと華やかさもプラスされ、秋の結婚式にマッチします。
また肩から垂らすだけでなく、前で結んだり、後ろで結んだりとコーディネートの幅が広がるのもストールのメリットです。
ボレロ・ジャケット
きちんとした印象を重視したい方は、ストールよりボレロやジャケットがおすすめです。
肌を隠す面積が増えるので、こっくりとした色、濃い色のドレスを着る場合は明るいものを選ぶようにしましょう。
またドレスの切り替え位置に、ボレロやジャケットの裾が合うものを選ぶとバランスよく着こなせます。
秋に人気のドレス
人気1位!上品な王道ネイビードレス
結婚式の服装では定番ともいえる「ネイビー」ですが、秋のシーズンは特に人気。そのぶん結婚式で人とかぶりやすいのが欠点ですが、ネイビーは誰にでも似合いやすく、着やせ効果も。
ここでは「定番タイプ」のネイビードレスをご紹介。コーディネートは、シルバーの小物を合わせると夏っぽくなるのでNG。こっくりとしたベージュや、リッチなゴールド、引き締める黒、やわらかいピンク等の小物を合わせると、秋らしくなります。
人気2位!この季節ならではの赤・パープルのドレス
続けて人気なのは、落ち着いた赤(ワインレッド)や、シックなパープル系のドレス。
全体的に落ち着いた色合いなので大人の女性でも着やすく、かつ華やかな雰囲気にもなるので、結婚式に映えます。ネイビーと違って一年中着られる色ではなく、まさに「秋ならでは」の色。着るだけで、季節感のある雰囲気になります。
人気3位!こっくりとしたカラーのマスタード・ダークグリーン
ちょっと個性的な雰囲気が漂うダークグリーンやマスタードも秋にピッタリのカラー。黒の小物でコーデを引き締めるとシックな雰囲気に。
秋におすすめの年代別ドレス
次に、レンタルドレス店のワンピの魔法スタッフが秋におすすめのドレスを年代別でご紹介します。
年代が上がるほど、華やかさよりも「上品さ」「きちんと感」を意識してドレス選びをすると良いでしょう。
20代におすすめの秋ドレス
30代におすすめの秋ドレス
40代におすすめの秋ドレス
秋の気になるコーディネートポイント
秋のコーデポイント1:結婚式に黒タイツはOK?
結婚式のお呼ばれではベージュのストッキングが定番ですが、秋も深まると足元が少し寒くなりますね。
黒タイツや無地の黒ストッキングは「お葬式」で使うものなので、結婚式ではNGとされますが、模様やラメの入ったパーティー用の黒ストッキングはOK。
ネイビーのドレスは黒ストッキングと似合いやすいので、スカート丈が短いドレスの場合は、コーディネートしてみると秋らしくなります。
短いスカートと、バランスの良い黒ストッキング。黒ストッキングは、大人っぽい雰囲気のドレスによく似合う。
秋のコーデポイント2:ジャケットって結婚式で着ていいの?
ノースリーブのドレスを一枚で着るのは、結婚式ではNG。肩を隠すため、何か羽織らなければなりません。
最近人気なのは、七分袖のジャケット。秋でも寒くなく、結婚式らしいきちんと感も出せます。
一昔前のジャケットと違い、今年トレンドのジャケットはボタンにビジューがついていたり、襟にフリルがあったりとパーティーらしいデザインなので、安心。今っぽいコーディネートになります。
秋のコーデポイント3:他に、秋らしくするコツは?
秋は一年のうち、春の次に、おしゃれをしたくなる季節のようです。メイクを秋らしく変えてみたり、髪を秋のカラーに染めてみたり…。
結婚式のお呼ばれで、もっと秋らしさを出すなら「小物」を工夫してみましょう。お手軽なのは、髪飾り。ゴールド系のシュシュやバレッタをして、小物づかいでも秋らしさを出してみると◎。
秋のコーデポイント3:シックなモノトーンコーデが気になる!
この記事を書いている私は30代前半ですが、秋は華やかなカラーより、大人っぽい服装をしたいな、と個人的に思います。春夏はシックな服装がしづらいから、一気にぐっと大人っぽくしてみたい秋。
上に書いたものは、一般的に秋に人気のドレスたちですが、下は、個人的に秋に着たいドレスを挙げてみました。
コート
ドレスは何処で着る?移動中の上着はどうする?
会場に着替え室を用意しているところもあり、現地で着替える方もいらっしゃいますが大多数はドレスをそのまま着ていくことが多いようです。
また、美容院で髪型をセットするので、「髪型だけバッチリで服装は普段着…というのがバランスが悪い」という意見もあります。そして「荷物が増える」というのもそのまま着ていく一つの理由となっているようです。
それでは少し肌寒くなる秋の結婚式では、みんな会場までの上着はどんなものを着ているのでしょうか?
「ボレロやジャケットを着てそのままいく」という方も多数いらっしゃいます。
ただ少し浮いてしまうのが嫌だな…という方は、ロングカーディガンやコーディガンなどを着て、会場についたらボレロやジャケット、ストールに着替えるという方も多いそうです。
薄手のコートもアリ
コートを着る際は、ドレス裾が出ない長めの丈のコートを選ぶとバランスが良いのでおすすめです。合わせて、普段のコートだと袖がきつい可能性があるので、特に袖付きのドレスは袖を注意しましょう。
実はドレスメーカーから「ドレス専用」や「ドレスを着る上でのポイント」を踏まえたコートも発売されています。
電車でも浮かず、会場でも馴染みやすいデザインなのでおすすめですが、そのためだけにコートを購入するのももったいないですよね…。
そんなときこそ、レンタルがおすすめです。最後に丈が長くて、袖口もゆったり、ドレスにピッタリ合うコート・ガウンをご紹介します。