いよいよ卒業式シーズン到来ですね!
卒業生のみなさんは、喜び半分、寂しさ半分といった気持ちではないでしょうか。
謝恩会や卒業パーティーには何を着ていくか決まっていますか?
今回は、一生のうちでも特別な一日を目一杯楽しむために、最低限押さえておきたいパーティードレスのマナーについてご紹介します。
1、そもそも謝恩会と卒業パーティーって同じもの?
普段何気なく口にしている「謝恩会」や「卒業パーティー」という言葉ですが、この2つの違いをご存知ですか?実は、意味合いや目的が違うのです。
謝恩会は、卒業生が先生への感謝の気持ちを伝える目的で開く会のことです。卒業式の後、お世話になった先生を招いて催されます。
一方、卒業パーティーは卒業を祝い、皆で楽しむことが目的です。とは言ってもお世話になった先生方と時間を共有する場合が多いため、自分たちのためだけに楽しむものとは少し違うパーティーです。
謝恩会も卒業パーティーも、どちらにしても気遣いやマナーは必要です。
では、どのような服装がふさわしいのでしょうか。
2、謝恩会・卒業パーティーに着ていく服装はどんなものが良いの?
謝恩会・卒業パーティー共に結婚式のように花嫁を立てて衣装を選ぶ必要はないので、自分の好きなパーティードレスを選ぶことができます。
結婚式ではNGな白のドレスも着てOKですので、色味については自由度が高いといえます。
とはいえ、内輪だけのパーティーではなくフォーマルな場ですので、露出が多すぎるものやカジュアルすぎる服装は避けましょう。
肩や素足の露出は控え、ボレロやストール、ストッキングなどで覆うなどの配慮が必要です。ドレスは丈が短すぎるものも避けましょう。
最近流行りのレース地の袖付きドレスなどは、ボレロを羽織る必要がなく、1枚でスタイリングが決まります。
また、おしゃれに決めるのに欠かせないのが小物類。好きなものを選びたいところですが、いくつか気をつけたいことがあります。
ここからは小物別にマナーについて見ていきましょう。
①靴
フォーマルな場ですので、ヒールは少しでもあるほうがベター。ただ、立食の場合は立っている時間が長くなるので自分にちょうどいい高さのものを選びましょう。
パンプスがふさわしく、つま先やかかとの空いているミュールやサンダルはカジュアルすぎるので避けましょう。
②ストッキング
基本的に黒や派手な柄物のタイツは避けた方が無難です。
素足も、フォーマルなシーンには合いません。
肌の色に近いナチュラルな色を選びましょう。
華やかに決めたい場合は、ラメが入ったものや足首のあたりにワンポイントの飾りがあるものなどで、足元のおしゃれを楽しみましょう。
③バッグ
パーティーバッグならクラッチタイプでもショルダータイプでも構いませんが、立食の場合は手にかけられるチェーンのあるものの方が手元が自由になります。
卒業式から直接会場に向かう場合は、卒業証書や記念品など荷物も多くなりますので大きめのバッグも必要です。
その場合はパーティー会場には持ち込まず、クロークに預けてパーティーバッグだけ持ち込むようにしましょう。
④アクセサリー
パールのアクセサリーは上品で華やかに見えるので、フォーマルなシーンには最適です。
ネックレスは、1連パール・2連パールや、トップにモチーフがついているものもあるので、ドレスに合わせて選んでみましょう。
2、あなたらしいドレススタイルで楽しもう!
マナーを一通り知ったら、あとは自分の好みに合わせてドレススタイルを楽しみましょう。
柔らかい印象を出したい人は、淡い色のドレスで裾がふんわりと広がるAラインのドレスなどが良さそうです。
キリッとした感じが好みな人はネイビーのストレートラインのドレスなどがおすすめです。
また個性を光らせたい人にはパンツスタイルもおすすめ。
コンビネゾンやセットアップなどはパンツスタイルでもきちんと感が出て、知的な女性らしさを演出できます。
ドレスを用意するには、大きく分けて購入とレンタルの2種類があります。
購入すれば、その後も着れるという点が一番のメリット。しかし、いいものを買おうとすると値がはることや、クリーニングにもお金がかかるのが懸念点。
レンタルは、これからのイベントの度に自分の好きなドレスを着られるというのが嬉しいポイント。
実際の色やサイズ感がわかりにくく不安な場合は、レビューや商品説明が丁寧に書いてあるサイトだと安心です。
4.まとめ
謝恩会・卒業パーティーは、共に学生生活を過ごした友達と過ごす大切なお祝いの場。
また、いつもとは違う自分を見せられるチャンスでもあります。
ドレスマナーやコーディネートを考えるのは難しいかもしれませんが、うまく選べば素敵な大人への一歩を踏み出せますよ!
自分に合ったコーディネートでいい思い出を作ってくださいね。